山の行動食!食べやすい!美味しい!エネルギーになるのはどれ?

稜線の写真

山での行動食、おにぎりですか?米はエネルギーになるから確かにいいですよね!
でも登山中に疲れ果てるとなんだか美味しく感じないことも。。。
私が登山で体感した美味しい行動食をご紹介します!

 

目次

行動食とは
オススメ行動食ベスト5!
  1. ドライフルーツ
  2. ドーナツ
  3. ゼリー飲料
  4. ベイク
  5. 濃厚チョコブラウニー
塩分は別枠!
これは行動食には向かない?
まとめ

 

 

行動食とは

お茶碗に盛られたご飯の写真

登山中の小休憩時にとる『エネルギー摂取』が目的の食べ物です。
軽量、コンパクト、個別包装などの携行性を兼ね揃えた行動食は、登山中の大切なエネルギー源!しっかりランチ休憩時だけでは登りきるのが難しい山では、歩いている時にちょっと摘まめる行動食の存在が重要になります。
一度ハンガーノックになってしまえば、ご飯を食べてゆっくり休まないと体が回復できません。そこまでエネルギーを枯渇させない為に、行動しながらの食事が必要なのです。

 

 

オススメ行動食ベスト5!

ではここから私のオススメ行動食を紹介していきます。
どうやって携行したかも記載するので、登山の参考にどうぞ!

 

 

第1位 ドライフルーツ

水分もカラカラな登山中、これを食べると唾液も分泌されるので乾いた喉に張り付いた!なんてことになりません。
もっちりした食感にじんわり染み出てくる甘さが体も心も癒してくれました。私が好きなのはリンゴとパイナップル!あのじんわり感がたまらないです。

ジップロックにまとめて入れていつでも食べれる状態にしていました。
残量がひと目でわかるので、一気食いせずに済みました。
ドライフルーツは割と大きいので、事前に半分か1/3サイズにカットしてから入れておくと食べやすいです。

 

 

 

第2位 ドーナツ

やはり糖分強いです。疲れている時に甘い物は本当に力になります。ドーナツも噛むとじんわりと染み出す甘さを感じるので大好きです。
日頃食べる分には躊躇しますが、登山中であればエネルギー消費中なので遠慮なく食べられます。
溶けて食べにくくなるので、チョコなどのコーティングが無いものがいいです。

大きいものは1個ずつラップに包み、ジップロックにまとめて入れておくと手を汚さずに食べることができます。ザックの中でのしまい方が悪いと、潰れてぺちゃんこになるので入れ方に注意です。
個別包装されているものやや小さく、食感がさっくりと言った感じで、水分が欲しくなります。

 

 

第3位 ゼリー飲料

ウィダインゼリーなどのゼリー飲料は水分も一緒に摂れるので便利でした。けれど息切れしている時に吸い込まなきゃならないのは地味に辛かったです。味が選べますが、正直登山中にこの味わいの違いはあまり実感できませんでした。余裕のなさかな?

一度開封しても蓋を閉めることができるので、分割して飲んでもOKなのが有り難かったです。ポケットに1個入れておいて、喉が渇いた時などにも飲んでいました。
休憩時に残量の少ないものは飲み干し、ザックから新しいゼリー飲料をポケットに入れておくと行動中の余分な動きが減って楽です。

 

 

第4位 ベイク

「焼きチョコベイク!」で有名な夏でも溶けないチョコです。ファミリーパックは個別包装されているので、携行性抜群!
かりっとした食感ですが、口の中でほどけていくので噛む力をほとんど必要としませんでした。
しっかりチョコ!と言う感じなので、口が渇きます。

個別包装しているタイプはポケットにいくつか入れて、いつでも摘まむことができました。

 

 

第5位 濃厚チョコブラウニー

しっとりしたブラウニーが美味しいバータイプのブラウニーです。
個別包装で携行性もあり、ふんわりバームやショコラミルフィーユバーなど
別の味もあるので、何種類か持って行くと歩み続けるのが少しだけ楽しくなります。
口の中の水分も持って行かれるので、水必須です。歩きながらは水分補給もあって厳しかったので、小休憩時に食べていました。

ポケットに入るサイズなので、好きな所に携行して歩けます。袋の破り方をミスると、中身がボロボロっと零れるので注意が必要です。

 

 

塩分は別枠!

行動するエネルギーになる行動食とは別に、塩分も発汗で失っているので補わなくてはなりません。
飴だと飲み込んでしまうと危険なので、硬いラムネみたいな塩分タブレットを持って行きました。
これが食べていると辛かったです。。。
口の中に余分な水分が無いので柔らかくもならないし、減ってもいかないんです。噛もうにも硬くて噛み砕けませんでした。仕方ないから口に入れっぱなしにしていたんですが、息をするのに邪魔で仕方なかったです。
水分を補給して一気に噛み砕き、飲み干しました。
次の課題は「塩分をどうやって円滑に補給するか」ですね。

 

 

これは行動食に向かない?

食べてみて、これは行動食には向かなかったというものも参考までにご紹介します。

 

  • キャラメル
    これは本当に食べにくかったです。糖分なんですが、口の中で何とも邪魔。とろっと口の中で溶けていっても、喉の奥に張り付くんです。水分を余計に失っていく感じがしました。
    普段食べる分には美味しいんですけど、行動食には合いませんでしたね。
  • 柿ピー
    個別包装だったので単純に持って行ったのですが、喉が余計に乾きます。噛む余力がない時だと、食べきるのも辛いです。

 

 

まとめ

美味しかったオススメ行動食をご紹介しました。登山の楽しみは自然を満喫するだけではないですものね。『食べる』ことは山でも街でも大きな楽しみのひとつです!
有名な登山家は自分だけの行動食があるそうです。エベレストに登った三浦雄一郎さんは、ナッツやフルーツをふんだんに使ったパウンドケーキを持って行くとか。
既製品ではなく、あえて手作りというのもいいかもしれませんね。

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