ロードバイクでダイエットできるのか?3つのコツを掴めば痩せられる!

女性なら一度は思ったことあるんじゃないかな?
「ロードバイクで楽しみながら、ダイエットできるんじゃない?」って。

想像していたよりも、ちょっと違うみたいですよ。ロードバイクでダイエット。

目次

 

ロードバイクで痩せられるのか?

一度は夢見る簡単ダイエット!趣味や日常のついでに痩せられたら、やりたくない日に頑張って気持ちを奮い立たせる必要はないし、気楽に痩せられるんじゃないかな~なんて、思ってみたことありませんか?
私はまさにそう思っていました( >▽<)気楽!最高!

約6年前に始めたロードバイク。弱虫ペダルという漫画に影響されて、夫婦で始めるに至りました。それから、乗ったり乗らなかったりしながら、2021年夏現在はめっちゃ乗り回してます。
休みのたびにどこかにライドに出かけ、遠出できない日でも近所をぐるぐる。これで痩せないわけがないだろう?って思いますよね。
でも、そう簡単には痩せないんです。その一番の理由が、暴走する食欲!

ロードバイクはカロリー消費の激しいスポーツと言われています。確かに、登山と同じくとんでもなくカロリー消費するんですが、その分とんでもなく食欲がわいちゃうんです。食べないと体が維持できず、ハンガーノックでフラフラになっちゃったり、意識失っちゃったりするんで、食べないとロングライドはできません。

そもそも抵抗できないほどの食欲が脳から指令出されるわけですから、抗えないんですよね。脳も体の危機を感じて、なんとしても食べないといけない!って判断しているんで、食欲がもの凄いんです。
さらに、すごく運動量が多いものだから、罪悪感なく食べられちゃうんです。それが落とし穴。

ロードバイクで走れば走るほど、抑えきれない食欲が増す。それで食べたらプラスマイナスで言えば、若干のプラスになることの方が多いですね。
走り慣れてくると、どれだけ食べればハンガーノックにならないかがわかってくるので、多少は食欲を我慢もできるんですが、走り慣れていない頃は程度がわからないので、望むがままに食べてしまいます。
逆に運動すると食欲が落ちる人もいますが、そういう人でも食べないと危険なので、簡単に摂取できる高カロリー食を食べたりしますよね。それでカロリー消費よりも摂取の方が増えちゃえば、太れます。

つまり!ロードバイクでハードに走る人は、エネルギー補給の点から見ると、簡単には痩せられない!ということですね。

 

ダイエットにするならコツがいる!

それでもダイエットに自転車が有効なのは変わらない事実です。スポーツジムでも、サイクルマシーンでダイエットしている人がいます。マラソンやウォーキングに比べると、膝などの間接への負荷が抑えらえるし、スピードもあって爽快感が楽しめるので、長続きしやすいですよね。だからダイエットとして勧められやすい。

けれど、それとロードバイクを同じに考えるのは危険です!
ロードバイクの楽しみのひとつは、美味しいご当地グルメを楽しむというものがあります。めっちゃ走って疲れた体に、美味しいご当地グルメを食べずに帰るなんて我慢は無理!本当に無理!

そこで考えてみました。
ロードバイクでダイエットを成功させるには、どうすればいいのか?問題点は、カロリー消費が激しすぎることによる食欲の跳ね返りです。
ならば、コツは三つ!

  1. 無理に長距離・長時間は乗らない
  2. 毎日継続できる軽トレーニングのみにする
  3. 重いギア・坂道は避けよう

この三つが守られれば、ロードバイクでもダイエット効果は十分に得られると思います。
私も実際にやっている方法なんですが、朝起きてから10分間だけズイフトしてます。家にいながらロードバイクに乗れるし、ズイフトなので平坦だけじゃなく山も走れるので、10分間でも負荷を変えてトレーニングできるんです。
これだと、カロリーは消費するけれど異常なほどの消費量にはならないんで、慣れてくる頃には無駄な食欲は湧いてきません。

 

1.無理に長距離・長時間は乗らない

ロードバイクはママチャリやクロスバイクよりも圧倒的に速く遠くに行けちゃいます。初心者でもグングン走れるので、気が付けばかなり遠いところまで辿り着いてしまうということも、最初の内にはあります。

けれど、あまりにも遠出しすぎると、帰路が大変!
「もう無理!」と思うところまで走って行ってしまうと、同じだけの距離を走って帰らないといけないんです。これがひとつ目の落とし穴。無理な長距離と長時間のライドです。

ダイエット目的だと、少しでも体重を落としたくて無理しがちになっちゃうんですが、そうすると食欲として跳ね返ってきます。抗えない食欲が。。。

目安は疲れすぎない程度の距離or時間で走ることです。
例えば、最初は10~20kmから始めて、ロードバイクで走ることに慣れてきたら30~50kmに延ばしてみる。
その内にスピードも上がってくるので、短い時間で同じだけの距離を走れるようになるので、その時は距離を延ばしてみる。

距離だとプレッシャーに感じたり、つい乗りすぎたりする人は、時間で区切ってしまうと制限しやすいです。
例えば、毎日10分間だけ乗るとか。

 

2.毎日継続できる軽トレーニングのみにする

ロードバイクをダイエットとして行うなら、トレーニングは毎日がおすすめです。
なぜなら、カロリー消費が目的だから。

カロリーは毎日食事で摂取していますよね。それを週末だけのロードバイクでは落としきれません。一週間分のカロリーを消費しようとすれば、かなりの距離を走らないといけません。そうすると、後から暴走する食欲が襲ってきて、消費したカロリー以上を摂取してしまうかも。。。

なので、その日のカロリーをその日の内に消費する感覚で、毎日軽い運動程度にロードバイクに乗ります。一回の運動負荷が小さい方が暴走する食欲は現れにくいし、やらなきゃいけないプレッシャーも小さくなります。

 

3.重いギア・坂道は避けよう

ロードバイクの魅力って、軽いギアで走れるってことです。これって、足への負荷を小さくできるってことです。膝や足首などの間接への負荷を小さくすることで、ケガの可能性を下げられるし、何より足が無駄に太くなりません。

ダイエットだからといって、重いギアだけで走り続けたり、坂道ばかりを狙って走っていたりすると、太ももの筋肉が発達して、脚だけ太くなります。競輪選手やプロのロードバイク選手を見るとわかるんですが、太ももの筋肉すごいですよね。あんな感じに脚が成長していきます。

ダイエットでロードバイクに乗るなら、ギアは軽い方がいいです。軽すぎると乗りにくいので、程々の軽さに調節してみてください。
走るルートはできるだけ平坦な道がおすすめです。

 

ちなみに私たち夫婦は痩せた?

ちなみに、私たち夫婦のダイエット結果ですが、結果的に痩せてはいます。
なんだか煮え切らない言い方なのは、差があるからなんです。

100km以下で気楽に走れるゆるポタにした場合、補給食にそこまで手を出さないし、ご近所巡りになるので高カロリーグルメにもそんなに手を出しません。
ゆるポタをした日は、体が結構締まってイイ感じになります。ウエストはくびれるし、脚はキュっとして、太ももに大きな隙間ができます。

100km以上のロングライドやヒルクライムをした時は、ちょっとだけ太るというか、むくむという感じになります。水分を摂取しすぎてお腹が水っ腹になるし、太ももをメインに脚全体が筋肉疲労でパンパンになります。上半身はなぜか痩せて貧相になるので、アンバランスな体型が出来上がります。

ただ、ロングライドでの体型変化も1~2日もすれば落ち着いて、元の体型に戻っていくので「太った!」とは思っていないんですが、暴走する食欲が収まりつけられなかった時は、そのままブクブクと太りはじめてしまいます。
夫( ´・ω・)「妻、ちょっと食べすぎじゃない?」
私(; ´□`)ビク!!!(パン3個目)

夫は食欲に翻弄されることがあまりないみたいで、私みたいにロングライド後の数日間、暴走する食欲と戦ってはいないんですよね。私だけ毎回食欲との戦い。。。地味に辛いです。

ロードバイクをダイエットに活用するのはアリ!
でも、運動量や一回の程度を考えないと、暴走する食欲が襲い掛かってくるので余計に辛い我慢タイムを味わう羽目になります。
ダイエット目的でも、程々に頑張って、その分毎日やるっていうのが、ロードバイクで痩せるにはいい方法ではないでしょうか。良かったら試してみてくださいね。

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