世界遺産を歩く!高野山巡り!

高野山大門

2018年12月30日!予定通りに高野山へ行ってまいりました(*´ω`)
初の世界遺産は大迫力で!雪が降り積もっていて綺麗で!年始の支度を整えた高野山は荘厳で!とっても素敵でした!

 

目次

 

 

高野山 雪が降る!

高野山 参道前

予定していた通りに世界遺産『高野山』へ2018年の12月30日に到着することができました!
世界遺産の建造物は初めてなのでワクワクしっぱなしでした(*´ω`)インターネットで資料を集めたり、情報を集めたりして、事前学習に余念はありません!

しかし天気だけはどうにもなりませんでした(; ´ω`)朝早くにホテルをチェックアウトしましたが、朝から薄ぼんやりとした曇り空。嫌な予感通りに高野山への道路は積雪でした。
山と名がついても平地に近いものを想像していたので、ノーマルタイヤで来ています。最悪の事態が考えられましたが、なんとか無事に到着できて本当に良かったと思っています(; ´ω`)次からは、現地の天候や時期の道路状況もきちんと調べてからにします。

車で走るには雪は面倒極まりないですが、高野山と雪はぴったり!こんなに絵になる風景に出会えるなんて、眼福です(*´ω`)!
秋の紅葉か冬の雪か。どちらも風情があって素敵な景色に出会えると思います!ただ、本当に寒いので防寒対策と靴の防水対策はしっかりした方がいいですね。

 

 

迫力の大門

高野山 大門

大門は25.1mもある巨大な門。高野山という山の入り口にあたります。左右に配された仁王像は日本で2番目に大きな仁王像です。門をくぐる人達を大きな目で見つめ続けています。

高野山 大門の仁王像

目の前にすると本当に大きく、はるか昔の建造物なのによくこんな建築技術があったものだな!と驚かされます!柱や内部の装飾も細かく、この門ひとつ造るのに一体どれだけの時間をかけられたのでしょうか。
雪降る中、まだ朝が早いこともあって静かに大門を眺めることができました。
本当にすごい!大きい!荘厳!言葉を尽くしてもこの感動が形になりません!

 

 

写真撮影禁止?!壇上伽藍

高野山 根本大塔

上の写真は壇上伽藍が収められている『根本大塔』という建物です。入り口にいる人の大きさから、この塔がどれだけ大きいのかがわかると思います。
白い雪の中にこの塔の朱色は本当によく映えていました。煌びやかな装飾はないのに、とても目を引きます。

内部は壇上伽藍が収められているのですが、残念なことに内部は撮影禁止区域です。靴を脱ぎ、脱帽し、静かに拝観するように決められています。
中は胎蔵曼荼羅を立体的に表した仏像が配置され、息をのむほどの神聖さを感じさせてくれました。

 

 

雪の蓮池

高野山 蓮池

赤い欄干の蓮池は写真スポットとしてお気に入りです。雪を被った蓮池の欄干は綺麗でした。
中島には上れないと思っていましたが、特に規制はないようです。

高野山 蓮池の中島

中島には善女竜王像と仏舎利が祀られています。鳥居の傍らには色鮮やかな千羽鶴が吊るされていました。誰が触れた跡もない真っ白な雪の中に佇む姿は美しいの一言ですね。

 

 

日本で4番目に大きい『大塔の鐘』

高野山 大塔の鐘

この高野山の建物は全て規格外の大きさです。比較するものがないとよくわかりませんが、人が一緒に写っているとその大きさの違いがよくわかります。

この鐘楼もとても大きな建物です。中にある鐘は『日本で4番目に大きい』とされている鐘ですから、それを包む鐘楼自体も大きいのですね。
この大塔の鐘は根本大塔のすぐ手前にあります。朱色の根本大塔、真っ白な大塔の鐘。はっきりとした色のコントラストが目を楽しませてくれます。

 

 

初の『寺カフェ』へ

高野山 西南院

実は、大門を見てからあまりの寒さに手足がかじかんできました。靴はオールシーズン用の登山靴で来ていた為、浸水することはないのですが、如何せん寒い( ´・ω・)!ここまで寒いと思っていなかったので、防寒対策を誤りました!
近くで暖をとれるところと言えば、ファミリーマートくらいしかありません。立ちっぱなしでは暖をとれませんし、このまま雪の中にいることは避けたい!
そんな時、『西南院』という寺の前を通った時に『カフェ』の看板が出ていることに気が付きました。運良くオープン直後の時間!人のいる気配はありませんでしたが、入ってみました。

入り口は空いていましたが、誰もいない。。。( ´・ω・)年末時期なので、営業していない可能性もありましたが、叫んだら奥から人が出てきてくれました。
玄関で靴を脱いで上がった先の突き当りのカウンターでカフェの注文を受けていただけるとのこと(*´ω`)ありがたい!

当たり前ですが、対応してくださる方みんなお坊さんでした。作務衣を着てこの寒い建物内を悠々と歩いていらっしゃいます。修行の賜物ですかね。私はヒートテック着て、靴下履いて、コート着た上でも震えるほど寒かったです。。。
寒いのは、この建物全体に暖房が効いていない為でもあります。人がいるところを部分的にストーブで暖めているらしく、空気はめっちゃ寒い!廊下冷たい!

高野山 西南院カフェ

初の『寺カフェ』ですが、カフェ経営している建物があるわけではありません。カフェスペースを館内につくったようです。本堂への拝観はここからは行けませんが、中庭を眺めながらゆったりとお茶やコーヒーを飲むことができます。
大きな窓から見える中庭の松は、雪吊を整えた姿でお出迎え。雪国ではよく見る光景ですね。積雪で枝が折れないように縄で吊っていました。

夫はカフェラテ、私はほうじ茶ラテをいただきました。
青の絨毯が一面に敷かれた廊下で、雪化粧した中庭を眺めながらの温かいお茶最高です(*´ω`)
ほうじ茶ラテ、香りが優しく美味しかったです。後で調べたら、宇治のお茶を使用したものだと。香りが良いはずですよね(*´ω`)

高野山 西南院カフェ

お茶を注文するとお煎餅がひとついただけるようです。西南院オリジナルゆるキャラのバックンとクーチャンのお煎餅です。サクサクとしたサブレみたいなお煎餅でした。ほんのりした甘さがラテと合っていて、美味しかったです(*´ω`)

 

 

「念の為」はきっと役に立つ

高野山までの道路

高野山は広く、全ての建造物を見ることができないことはわかっていました。次の予定の時間も迫っていたので、残念ながら早々に高野山を降りる支度を始めたの私たち夫婦ですが。。。(; ´ω`)道がね。。。
まさかの積雪なので、念の為にここから先はチェーン装着で運転することにしました。
しかし、夫も私もチェーン装着は初めて。なんなら雪道運転も初めて。(*´ω`)無事に帰れたら奇跡かもしれません、とこの時思いました。

居住地があまり雪が降らない地域なので、チェーンは念の為としか思っていませんでしたが、こんな所で役に立つとは。
「念の為」本当に「ため」になります。
途中で除雪車を追い抜いた時には、その先の道が恐ろしかったですね。だって、除雪車を追い抜いたってことは、その先は除雪されていない道ってことですからね。心臓ドキドキのドライブになりました。

チェーンを装着し、予定時刻よりも少々遅れての出発になりました。結局、次の予定も30分ほど遅れてしまいましたが、怪我なく事故なく山を降りられたのは良かったと思っています。山中で3、4台ほどスリップ事故を起こした車とすれ違いましたからね。もしかしたら、私たちがそうなっていたかもしれないと思うと、備えはしておくべきだと心から思いました。
皆様もお気を付けくださいね。

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