下山方法 山の楽な降り方とSOUTH FIELDトレッキング ポール SF TP-1603 RD

こんにちは(*´ω`)
富士山へ行って実地で編み出した技が『楽な降り方』です。

下山時にも筋力は使う

当たり前のことですが、体を動かしていればどこかの筋力が働いてくれます。そのお蔭で私達は怪我することなく移動したり、物を運んだりできるわけです。
今回は下山時にオススメの歩き方をご紹介します。

ジグザグに降りる

やり方はとても簡単です。

  • 道幅いっぱいに使って、ジグザグに降りる。
    ※ジグザグの幅はできるだけ狭くする。
  • 道幅いっぱいに使っても、できるだけ障害物の無い部分を選ぶ。
  • 階段などの段差では、落差の小さい箇所を選ぶ。

これだけです(*´ω`)
しかしこれが下山時にふくらはぎ、太もも、果ては膝という関節までも守りながら降りることができるのです。

実際に富士山で体験してきました。
富士山富士宮ルートでは、落差の大きい階段状の道や岩場、砂地のような坂道が混在しています。
坂道では、できるだけ柔らかそうな部分を選んで歩きます。
岩場・階段状の道は、落差の小さい箇所を選びます。
道幅いっぱいに使う為、混雑している場所では使えませんが、人が少ない場所もしくは人との距離が空いていれば、この方法は大変有効です。

真っ直ぐ降りていくと、ふくらはぎ・太もも・膝に大変な負担です。下山開始してもすぐに疲れてしまうのは、足への負担を軽減できていないから。
坂道に対して左右に折り返しながら降りると、下山時に足にかかる重さが軽減します。横にそれるわけです。

実際のルートをよく見ると、楽な道筋が自然と出来ているに気が付きます。恐らくこの方法を知っている方々の歩いた後が何人も、何十人も何百人も積み重なって跡になっているのかもしれません(*´ω`)

関節への負担を減らす

このジグザグ下山では、膝への負担を減らすことができます。
直線にまっすぐ坂道は階段を降り続けると、膝が痛み出したり、笑ってしまったりしませんか?
この方法だと膝への負担を逃がすことができるので、楽に下山することができます。

しかしながら、別の怪我のご注意が必要です。
このジグザグ下山法、左右に折り返すを繰り返す為、ターンする時に勢いが大きいと膝を軸に回転してしまいがちです。そうすると、膝を怪我してしまう可能性があります。
足への負担を軽減するはずの降り方で怪我をしては意味がありません。これを改善するには、ストックを持つことです。

山用ストック SOUTH FIELDトレッキング ポール SF TP-1603 RD

山用のストックはスキー用のものと違い、長さを調節することができます。
よくスキー用のストックを利用されている方がいらっしゃいますが、登りと降りでは必要になるストックの長さが違う為、持っていると邪魔になってしまうことが多いです。
山用ストックは長さ調節機能が標準で備わっています。この長さ調節機能が大変有効です。
下山時に、その道に対して有効な長さへ調節して降りると、落下防止にも繋がる上に、足への負担が軽減します。これほど有り難い効果はありません。

山ストックでは、SOUTH FIELDを最初の1本目にオススメしたいと思います。
長さ調節が簡単にでき、何より安い!
2,000円~の品を取り扱っています。セールがあると尚お安いですね。
長さ調節は突っ張り棒のように回すものと、レバーでロックするタイプのものがあります。レバータイプの方がワンタッチで調節できるので、回すタイプのものよりも簡単です。

 

これから秋の行楽シーズンです。お近くの山に遊びに行かれる際には、是非とも『山の楽な登り方』、『ジグザグ下山法』で体に負担をかけずに山をお楽しみください。

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